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STRUCTURE ― 構造と工法について ―

 

 

新築住宅に耐震性があるのは当たり前の事です。

しかし、木の家の骨組みである構造躯体に木材の劣化等の対策を何も施していなければ、経年劣化や生物劣化で年々強度が低下してしますのです。

木材をシロアリや腐敗菌から守ることは、丈夫で長持ちする構造躯体を作るための基本であり、見えない部分だからこそ信頼性が必要なのです。

 

 

sotteが建てる家の構造と工法

01.基礎 ・・・ 鉄筋コンクリート造ベタ基礎工法

家の重さを均等にする地震にも強い工法です。

sotteでは家の重量を面で支える「ベタ基礎」を標準仕様としています。
ベタ基礎は1枚の大きなコンクリートの板の上に建物がのることで、地盤に対し家自体の荷重が均等にかかることで、地震などが原因で起こる不同沈下(※)の心配も少なくなります。(※不同沈下とは、地盤が不均一に沈下することです。)

 

02.パッキン ・・・ 全周通気の基礎パッキング工法

床下を自然の風で全周換気。家の寿命を伸ばします。

「Jotoキソパッキング工法」はコンクリートと木部の間に『キソパッキン』をはさみ、空間を作ることで床下の換気を行い、同時に水分を多く含むコンクリートと乾燥状態を保つべき木材とを絶縁します。床下を乾燥状態に保つことで、住まいの長寿や健康はもちろん、省エネ効果も発揮します。
また、実物大の木造住宅を再現した振動実験や、経年住宅のデータなどでも安全性は確認された工法です。多くの家屋倒壊という被害をだした阪神淡路大震災でも安全性が実証されています。

 

03.構造材 ・・・ 安心・安全の構造躯体を叶える、地元九州産の構造材

地元九州の杉を採用しております。完成後の歪みなどを考慮して、コダワリの乾燥材を採用。

sotteの設計士がいろいろな観点から、コストと費用対効果を研究した結果、たどり着いた答え。それは、『構造材を乾燥材にする』ということでした。九州は杉の宝庫です。その中から材木のプロが厳選した杉の乾燥材を採用。構造材を乾燥材にするという選択は、コスト増加に繋がるのですが、そこにはその差額以上の価値があるとの判断で採用しております。
構造材に厳選された防蟻性能の高い薬剤を塗布することで、出来る限り性能を落とさない工夫もしております。

 

04.工法 ・・・ 高耐久の耐震金物工法

木材本来の強さを残し、骨組み全体の安定強度を強めます。

通常の軸組工法の接合の場合切り欠き量が多くなりますが、金物工法(金属接合)の接合部分は切り欠き量が少ないので、木材の本来の強さを残したままで、金属による強い結合と接合部分の引き抜けを防止して、骨組み全体の安定強度を実現します。

 

05.床 ・・・ ねじれに強いオリジナル剛床工法

強度は無垢材の約1.5倍、シックハウス対しても最高等級の安全性。

床は、1階、2階ともに構造用合板を胴差や床梁に直接クギ打ちする「剛床」を採用。
通常の床の3倍という優れた水平剛性を発揮し、地震や台風などの際に加わる外力をうまく耐力壁に伝えます。
構造用合板(28mm厚)の上にフローリング材を施した構造で、生活音も軽減されます。

 

06.断熱材 ・・・ 高気密高断熱仕様

手軽に高気密・高断熱を実現する、現場吹付けの発泡断熱材。

一般的な断熱材であるグラスウール。比較的安価で施工も簡単なグラスウールですが、その欠点は一度水分を含むと断熱性能が極端に低下することです。高気密・高断熱が当たり前になってきた日本の住宅性能ですが、高性能な住宅の普及と共に内部結露(壁体内結露)が深刻な問題となっております。現場吹付けの発泡断熱材は、水分を含んでも性能にはほとんど影響ありません。
sotteではそういった背景を踏まえて、冬暖かく夏涼しい快適な室内環境を実現し、さらに健康に優しい住まいとなるよう、水で発泡するマシュマロ断熱材を採用しています。

 

07.耐震 ・・・ 壁全体を覆う安心の耐震パネル工法

点ではなく面で耐えるパネル工法、透湿性能も兼ね備えて万が一の内部結露にも安心。

従来の筋交いでは、接合部に力が集中し、抵抗力が低下する欠点があります。一方、パネルを用いた工法では、どちらからの力が加わっても荷重を分散させるので安心です。
また準不燃材料の耐震パネルを採用しているので、火災時、屋外に火災が達する時間を延ばし、ご家族が安全に避難できる時間的な余裕を確保します。
さらに、近年問題となっている住宅性能のアンバランスな向上による内部結露問題。
一般的によく目にするのが『OSB合板』を用いる工法ですが、透湿性能がほとんど無いため、いったん内部結露を起こすと壁体外部への湿気の逃げ道が無く、湿気が壁体内に残りカビや雑菌の繁殖の原因となります。sotteでは、この問題をクリアーする商品を標準採用し、万が一の内部結露にも対処しております。

 

08.制振 ・・・ 万が一の地震で力を発揮する制振装置【evoltz(エヴォルツ)】

高層ビルでは主流の制振ダンパーの小型化に成功した制振装置。

通常、高層ビルなどに使用されている大型な油圧式ダンパーは複雑な制御装置を組み合わせてできているため、一般住宅(木造住宅)用に小型化してもバイリニア特性を有した制振ダンパーの実現は不可能といわれていました。
しかし、evoltz(エヴォルツ)は自動車などで利用されているショックアブソーバーの原理をベースに 木造住宅用の制振装置としての工夫を加えています。
また、エヴォルツは、間取りの自由度を制限せずにあらゆる木造住宅に設置することが可能です。

 

evoltz 3つの特徴

耐震 + 制振

建物への衝撃(地震エネルギー)を制振装置で熱に変えて吸収。耐震だけでは補えない性能をカバーします。

バイリニア特性

建物にかかる衝撃力(加速度)を大きく和らげ(吸収し)ることで小さな振動から大きな揺れまで瞬時に効きます。

限界耐力計算

1棟1棟に限界耐力計算を実施し、地震の際に生じる衝撃を40%〜50%程度軽減できるようevoltzを配置しております。

 

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